ハンドメイド作家がChatGPTを使い倒す!GPTs(MyGPT)を自分にぴったりにカスタマイズしよう

月収20万円を達成しているベテランハンドメイド作家です。 着物を取り入れた作品をを制作・販売しており、minneやCreemaでの販売を中心に、最近はInstagramやブログからの集客にも力を入れています。最近、本当にありがたい存在だと感じているのが「ChatGPT」、そして「GPTs(カスタムAI)」です。特に作品の制作に追われている時期や、育児・家事との両立で時間が足りない日々に、ChatGPTがまるで“秘書”のように私の作家業をサポートしてくれました。

この記事では、私が実際にどんなふうにGPTsを活用して、Instagram投稿、お客様対応、ブログ執筆を効率化したのか、リアルな体験談と共にご紹介します。



GPTs(MyGPT)とは?

GPTs(MyGPT)とは?自分専用のChatGPTをつくれる機能!

GPTs(MyGPT)とは、自分の仕事や目的に合わせてカスタマイズできるChatGPTのことです。たとえば、「ハンドメイド作家のための秘書AI」や「SNS投稿のプロAI」など、自分だけのアシスタントを簡単に作れます。


普通のChatGPTとの違いは?

通常のChatGPTでは、毎回プロンプト(指示文)を入力する必要がありますよね。

でもGPTsなら、
✔ 話し方や得意分野をあらかじめ設定できる
✔ 「Instagram用」「お客様対応用」など、目的別に作り分けられる
✔ 毎回の入力が不要で、スムーズに会話できる


GPTsの利用には有料プランが必要

GPTsの作成はChatGPT Plus(有料プラン)限定です。無料プランでも他の人が作ったGPTsは使えますが、自分専用のものは作れません。


GPTsでできること

  • いつもの口調や専門性を記憶してくれる
     一度設定すれば、毎回同じ説明をする必要なし!
  • ファイルやWebサイトの参照もOK
     PDFを読ませたり、特定サイトを常にチェックさせることも可能です。
  • 「Actions」や「Knowledge」でさらに便利に
     外部ツールとの連携や、自分だけの知識データベースも持たせられます。

いつものChatGPTだと、毎回同じプロンプトを打ち込まないといけなかったり、逆に、いつもとちょっと違う口調でお願いしたいときに前のプロンプトを記憶していてうまく伝わらなかったり・・・ということがありますよね。

GPTs(MyGPT)なら、いろんな設定を保存しておけるので、Instagram用、お客様対応用、と専門にしておけるんです。また、プロンプトを毎回打ち込む手間がなくなります。

GPTs(MyGPT)の設定方法

GPTs(MyGPT)の設定方法はいろいろ出ていますが、私のパソコンの画面が違っていたので、最初よくわかりませんでした。

なので、私と同じ画面の人のために写真付きで解説していきます。

1.ChatGPTを開きます。

私の画面では、GPTというところを開きます。

私の画面では「GPT」となっていますが、「MyGPT」となっていたり、「Explore GPTs(GPTを探す)」となっていたりするようです。この、丸が4つ並んでいるのが目印です。

2.そうするとこの画面になるので、右上の「作成する」をクリックします。


3.この画面になります。
ここで項目を埋めていく=プロンプトになります。

4.GPTs(MyGPT)を設定していきます。

試しに、「Instagram用」というGPTs(MyGPT)を作ってみました。

「指示」の所に、「いつもこうしてほしい」と思うプロンプトを入れます。

そうすると、右側に「新作ができました」と入れるだけで、

新作が出来たときのInstagram用の文章を書いてくれました。

アップです。

5.右上の「作成する」をクリックすると、このGPTs(MyGPT)を保存することができます。

自分だけが使えればいいなら「自分だけ」を選択して「保存する」をクリックします。

そうすると、ここにGPTs(MyGPT)が保存されるので、次からはここをクリックして使いたいGPTs(MyGPT)を選択できます。

どうでしょうか。

最初、どこから作成するのか分からなかったのですが、わかってしまえば作成すること自体はとても簡単です。これで、毎回プロンプトを打たなくても特化した文章を考えてくれるので、とても便利ですね!

なぜGPTs(MyGPT)を使おうと思ったのか

私はハンドメイド歴6年目に入り、ありがたいことに月の売上も安定してきました。ただ、その分やることも増えて、次第に作業が追いつかなくなってきたのです。

特に大変だったのが、

  • Instagramの定期投稿(毎週2回を目標)
  • お客様へのメッセージ対応(納期変更・お礼・レビュー返信)
  • ブログの更新(SEOを意識した構成や文章)

製作や発送もしないといけないのに、メールが入ってきて気が散ったり、

家庭のこともあり頭が混乱してきてしまいました。

そこで出会ったのが「GPTs」でした。


私が作った3つのGPTs(MyGPT)とその使い方

私は今、以下の3種類のGPTsを使い分けています。

① Instagram用:SNSクリエイターAI

まずInstagram用の投稿文のGPTs(MyGPT)を作りましt。

設定

  • やさしく親しみやすい口調で
  • ハッシュタグを毎回5つ以上提案して
  • 季節やイベントを考慮して投稿文を提案

活用法: 投稿のネタが浮かばないときに「今日の投稿文を考えて」と聞くと、母の日・春・新生活など季節感を意識したアイデアを出してくれます。作品写真を添えるだけで投稿が完成!

② お客様対応用:丁寧返信サポートAI

次に、お客様対応用の(MyGPT)を作りました。

設定

  • 丁寧な敬語で対応で
  • できるだけ相手に安心してもらえる言葉づかい
  • 納期調整やお礼のパターンも網羅

活用法: 「納期を早めたいお客様への返信を考えて」と相談すると、「◯◯様、このたびはご注文ありがとうございます…」から始まる丁寧な文章が瞬時に出てきます。

自分で書くと感情が入りすぎて時間がかかるメッセージも、GPTsのおかげで3分で送信できるようになりました。

③ ブログ用:SEOライターAI

設定

  • タイトルにキーワードを含めて提案
  • 見出し構成(H2・H3)を提案
  • 読みやすい文章、友達に語り掛けるように
  • 月収20万円のハンドメイド作家としてプロらしく

活用法: 私はハンドメイド作家としての体験談をブログで発信しています。 以前は「何から書けばいいかわからない」と悩んでいましたが、今はGPTsが「この流れで書くとSEO的にいいですよ」と提案してくれるので、ネタ出しから構成作り、リード文の下書きまでをお任せできるようになりました。


GPTs(MyGPT)を活用して起きたうれしい変化

今までは「時間がない」「文章が苦手」と後回しにしていたことが、今は“会話しながら”一緒に考えられるので、心理的ハードルが大きく下がりました。

✅ SNSの投稿頻度:月3回 → 毎週2回ペースに

✅ ブログの更新:3か月ぶり → 毎月更新に復活

✅ お客様対応:文章作成にかかる時間が1/4に短縮

その結果、Instagramからのアクセス数が増え、minne経由のフォロワーも約1.3倍に。

「ちゃんと更新されている作家さん」=「信頼できる作家さん」と思ってもらえるようになったのだと思います。


GPTs(MyGPT)で気をつけたいこと・おすすめの工夫

便利なGPTsですが、100%鵜呑みにせず、最後のチェックは必須です。

  • ハッシュタグが英語ばかりになる → 国内向けには少し直す
  • 誤字脱字がゼロではない → 最後に自分の目で確認
  • お客様への返信文 → 少し自分らしい感謝の言葉を加える

また、GPTsに「私の作品は押し花とレジンを使っています」「ナチュラルテイストが好きです」など、事前に自分のスタイルを覚えさせておくと、提案がより自然になります。


まとめ:あなたも“作家秘書”を持とう

ハンドメイド作家は、一人で全部を抱えがち。でも今は、AIという頼れる“秘書”が味方になってくれる時代です。

Instagramの投稿文、お客様とのやりとり、ブログ執筆…これらをまるっとサポートしてくれるGPTsは、忙しい作家さんの心強い味方になるはずです。

「もっと作業に集中したい」「でも発信も大事にしたい」そんな方こそ、ぜひ一度GPTsを使ってみてください。

“作家活動の質”が、驚くほど変わりますよ。

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